ハロウィンとは何か、アメリカやキリスト教とは関係あるのか?
2017/11/07
ハロウィンとは何でしょうか?最近は日本でも異常な盛り上がりを見せていて、関連グッズとか、経済効果もバレンタインを追い抜いたという調査報告もあります。日本ではほとんど仮装パーティーのようになっています。
そもそもハロウィンってどういうものだったのでしょうか。ハロウィンとはどういうものか情報をお届けします。
ハロウィンとは何?どういう意味?
ハロウィンとは何でしょうか?
もともと、ハロウィンとはケルト人の文化でした。ケルト人の文化では、10月31日が1年の最後の日。11月1日から新年が始まります。10月31日は秋の終わりを表す1日でした。そのため、秋の収穫に感謝する日と定められていました。
また、その時期には死者の霊も戻ってきます。日本のお盆のようなものです。そのときに、同時に悪霊なども復活してくるので、その悪霊たちを追い払うという意味もありました。
つまり、秋の収穫に感謝し、先祖を迎え、悪霊を払うという日だったのです。
ちなみにケルト人とはそもそもヨーロッパ中央部に住んでいた民族で、のちにヨーロッパ中に広がって行きました。と、同時にハロウィン文化も地域によって広まっていきました。
ハロウィンとはアメリカではどういう意味を持っているの?
ハロウィンとはアメリカではどういう意味を持っているでしょうか。
そもそもケルト人の文化なので、アメリカが本場というわけではありません。イギリスからの移民が持ち込んだものです。
アメリカでは宗教的な面はなくなり、民間行事として定着していきました。19世紀はじめには祝日として設定されました。20世紀はじめになるとアメリカ全土で認識されます。
1950年ごろからは、企業も広告を出し始め、徐々に現在のようなハロウィンができあがってきました。
アメリカをはじめとする、もともとイギリスの植民地だったニュージーランド・カナダ・オーストラリアなどではハロウィンが広まっています。
また、ケルト人が建国したアイルランドでは、もっとも純粋な形でハロウィンが残っていると言われています。
ハロウィンとはキリスト教の行事と関係ある?
ハロウィンとはキリスト教の行事でしょうか?よく間違われますが、キリスト教とは関係ありません。元はケルト人の文化であり、キリスト教とは無関係。
キリスト教徒のなかでも、容認する人もいれば、否定する人もいるという状況です。
キリスト教の諸聖人の日が重なっているので、プロテスタント教徒やカトリック教徒や東方教会系はハロウィンをほとんど無視しています。ハロウィンは教育に良くないと言っている宗派もあるんです。
まとめ
ハロウィンとは何かということを調べてみると、かなり日本人の認識とは違いますね。アメリカ発祥ではありませんし、キリスト教とも関係ありません。派手な仮装もしません。
少しでもハロウィンを理解すると、少し行動も変わるかもしれませんね。
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